原田元気はいつも元気です。
さて、ターミナル1かターミナル2か。一世一代の賭けに出た私達は結局、二人に接触できる可能性の高いターミナル2で待つことに。
ちなみに、ターミナル1とターミナル2は目視で確認する限り、軽く1kmほどは離れており、もし仮に連絡のとりようのないS氏がターミナル1から出てきて、F氏がターミナル2から出てきたら、S氏は何をすることもできずさようならという非常に悲しいことになってしまいます。

待つこと1時間。夜も遅く、国際空港の浦東とはいえども、人通りは非常に少ないです。もし神経の相当に太いF氏はともかくS氏を捕獲しそこねたら…、恐ろしくて口にも出せません。
ターミナル2の出口を凝視する私達。わらわらと東京からの便のお客さんが出てきます。
本当は早めに空港について久々の珈琲なんぞを堪能しつつ、落ち着いて待つ予定だったのですが、珈琲の味なんて覚えちゃーいません。
と、そんなことをしたり、考えているうちに、
あからさまに挙動の怪しい人物が一人。
一日千秋(?)の思いで待ったS氏です。
聞けば、出口の前の検閲のところでF氏と待ち合わせだったようですが、F氏がいつまでも出てこないので意を決して出口に向かった、とのこと。
結局、S氏はターミナル2にF氏はターミナル1に着いた、というオチがついたわけです。
みなさまにおかれましては、国際空港を利用される際には、
航空会社と便名、発着時間、発着空港名をきちんと確認する
ことを強くお奨めいたします。
この日、実は私とP氏はターミナル1とターミナル2の間を2往復することになったのでした。



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