原田元気はいつも元気です。
というか、体調不良は、未だ完治はしておらず、朝も朝でなんだかちょいだるい感じで目が覚めております。なので今日は例の病院の話の続き。
たくさんの人が一目散に問診室におしかけ、ばらばらと列をなして感染脅威をものともせず、満員電車になるが如く詰め掛けた、というのは前回までの話でした。
さて、いざ問診。
当然、私は自身の症状を包み隠さず話すには到底及ばない語学力を持っておりますので、P氏の通訳で症状を伝えます。
先生も何を言っているのかさっぱりわかりませんが、こちらでもなんだか流行の兆しが見えつつある「N1H1」というものへの感染の疑いをもたれたのでしょうか、
「血液検査が必要」
とのことです。
風邪で来院したのに血液検査が必要になるとは…、私の症状はそんなにひどいのでしょうか?
問診後、今度は検査代を払いに会計へ。そしてまた列に並びます。もちろんパーソナルスペースなしで。
中国は、病院に来て病気を悪くする度は日本より高い、という結論が出始めました。検査代は125元(2500円)。
検査は血液検査だけでなくX線検査も含まれていました…。
終わるとまた問診室へ。これこそまさにたらい回し。
なんだか思い出しただけで体調がまた悪くなってきたので、話は次回へ。
次回、最終回
「針と国境のはざまで」
お楽しみに!