原田元気はいつも元気です。
さて、前回から続きますが、この病院、どうであったか、というと、日本の病院と変わらず、結局、待ってる時間が長くてつらくてつらくてしかたがない、感じでした。
入り口のところ、前回の写真の左側に受付がありまして、熱を測ります。この日の体温は38.6度でした。そういえば、ここ十年以上、私が体温計を見たことがある限りにおいてこんなに高い数値を見たことはなかったですね…。
受付をすませると、いきなり会計の列に並ばされます。
なんでも受診料を先に払うシステムのようです。
受診料は15.5元(250円ほど)。良心的な値段に見えるのは、間違いであったことが後で分かるのですが、それはまた別のお話。
そして問診です。
日本では、病院では会計にしても、問診にしても、患者は椅子に座って呼ばれるのを待つのみですが、この大陸ではそんな悠長なことはやってられません。他の患者に先を越されないようきっちりと前の患者にぴったりと張り付いて待っている必要があります。
少しでも空間を空けようものなら後から詰めようという輩がいるからです。
問診室でも、問診している以外の患者が部屋に野次馬のごとく詰め寄っていて、院内感染とか、整列とか、パーソナルスペースとかいう概念はこの人たちにはないのであろうかと考えざるを得なくなってしまいます。
仕方が無いのでたったまま列でじっと待つはめになったわけなのですが…
みんな具合が悪いようです。←当たり前だ。
番号札でも作って椅子に座らせて待たせればみんな幸せになれる、と思ったのは私だけなのでしょうか?
![090917_1842~01.jpg](https://tmsgenkh.up.seesaa.net/image/090917_1842~01-thumbnail2.jpg)
↑入り口のところにあった掲示。中国でもインフル系の病気が流行っているようで病人が増えているようだ。
はたまた次回へ続く。