原田元気はいつも元気です。
昨日はバスに乗って、ちょっと遠めの工場へと足を伸ばしました。

同じ上海市内とはいっても広うございまして、なんでも東京都の1.5倍はあるとか。
上海の中心街を取り囲むようにして上海市の工業地帯は広がっており、私が滞在している地区と、訪れた地区はまた違う区にあるので、結構遠く、また交通の便が非ッ常に悪いのであります。
バス停にいくと、まず驚いたのが、標識とか、バスの停留所のしるしとか、何もない、ということ。ただ単に道路がそれっぽく凹んでいるだけ。
バスがいつ来るかも分からないそうで、現地の人が把握しているのは、始発の時間と終バスの時間、バスが来る頻度だけで、ひたすら待つしかないらしいです。何という大陸クウォリティ。自分の小ささがよりくっきり分かります。
バス停の前で水やスプライトなどを飲み飲み、待つこと30分。
やっとバスが来ました。
現地人のP氏が言うには、
「バスの中では物をよく取られるから気をつけてください。」
ということで、気合十分でバスに乗ったわけですが、
平日の昼間の時間であることもあり、バスはわりと空いていて、
ちょっと拍子抜け。

切符はこんな感じで、バスに乗ると切符を売る人が近づいてきて切符を買います。
日本みたいにバス切符の自販機を導入したりしたら、この人たちは一斉に職を失うことになるなあ、などと考えながら小一時間、バスに揺られたのでした。
しかしながら、このバスの中、大変うるさいです。
車自体がガタガタゆれてうるさいのはもちろん、
携帯電話でしゃべるおばちゃんの声がまたでかい。
というか、中国人は全体的に声の大きさが大きく、
日本人のそれに比べると2.5倍(当社比)くらいに感じられます。
帰りもまた、バスに揺られ(今度はわりと混んでいて小一時間立ち通し。)すっかり疲労困憊した原田元気なのでした。
